グランドピアノの運送費・搬出の考え方

グランドピアノの売却では、搬出できるかどうかが金額と同じくらい重要です。ここでは、どのような手順で運び出すのか、どんな条件でクレーンや追加作業が必要になるのかを、判断に使える形で整理します。当店の体制は搬出・運送サービスでもご案内しています。

グランドピアノのみを扱う専門店です 査定料・出張費はいただきません 搬出・運送の費用は買取価格に含めてご提示します

搬出・運送が必要な理由

グランドピアノは、小型機でも250kg前後、大型機になると400kgを超えるものがあります。形も左右非対称で、そのままの姿勢では扉や廊下を通りません。そのため、部屋の中で分解に近い作業を行ってから運び出すのが一般的な手順です。超重量物のため宅配買取には対応できず、出張での搬出が基本となります。

一般的な搬出の手順

  1. 経路と設置状況を確認する 設置場所から玄関、そして道路までの経路の幅、曲がり角、段差、床の養生が必要な箇所を確認します。
  2. 脚とペダルを外す 大屋根や譜面台を固定したうえで、本体を支えながら三本の脚と、ペダル(ペダル箱)を取り外します。
  3. 横倒しにして運搬台に載せる 本体の側面(直線側)を下にして横倒しにし、ピアノ専用の運搬台に固定します。この状態にして初めて通常の扉幅を通せるようになります。
  4. 毛布と当て板で養生する 外装を毛布などで包み、角や塗装面を保護します。経路側の壁や床にも養生を行います。
  5. 複数人で経路を通す 運搬台を押しながら、人手をかけて経路を進みます。段差や曲がり角では持ち上げる作業が入ります。
  6. トラックへ積み込む 昇降設備または板を使って荷台へ載せ、固定してから輸送します。外した脚とペダルも一緒に積み込みます。
搬出経路を撮影した見本写真
搬出経路(廊下・階段・踊り場など)を撮影する例

この一連の作業は、経路の条件によって必要な人数と時間が変わります。1階で経路が広く直線的であれば標準的な作業で済みますが、条件が厳しくなるほど、機材と人員を追加することになります。

難所での費用の考え方(2階・クレーン)

費用が変わるのは「難所」と呼ばれる条件が加わったときです。どの条件に当てはまるかで、必要な機材と人数が決まります。ご自宅の状況を次の表と照らし合わせてみてください。

搬出条件と必要になりやすい対応
条件必要になりやすい対応
1階・経路が直線で幅に余裕がある標準的な搬出作業。運搬台と養生で対応できます
経路の幅が狭い・曲がり角が多い人員を増やして持ち上げながら通します。手すりや建具の一時取り外しを検討します
2階以上で階段を使う階段の養生と、段差を降ろすための人員追加。踊り場の広さと回り階段かどうかが判断の分かれ目になります
階段が使えない・窓からの搬出クレーン(ユニック)での吊り下ろし。設置スペースと道路使用の可否を事前に確認します
エレベーターを使う内寸と積載重量、養生の可否を管理者に確認します。横倒し状態で入るかが要点です
トラックを停める場所が遠い台車での移動距離が延び、人員と時間が増えます

実際の条件は現地確認で判断します。上記は目安の整理です。

クレーン(ユニック)が必要になる条件

クレーンを使うのは、階段や廊下を通せない場合です。判断の材料になるのは、階段の幅と踊り場の広さ、回り階段かどうか、そして吊り下ろす先にクレーン車を停められるスペースがあるかどうかです。前面道路が狭い、電線が近い、隣家との距離が近いといった条件では、クレーンを使えず別の方法を検討することになります。

費用の目安は、条件によって幅があります。標準的な1階からの搬出、2階からの階段搬出、クレーン作業では、必要な人員と機材が異なるためです。集合住宅で管理組合への申請が必要な場合は、その手続きの日数も見込んでおくと安心です。

事前に確認しておきたいこと

  • 設置している階と、部屋から玄関までの経路の幅(最も狭い箇所)
  • 階段の形状(直線か回り階段か)と踊り場の広さ
  • エレベーターの内寸と積載重量、養生の可否
  • 建物の前にトラックを停められるか、道路の幅はどのくらいか
  • 搬出に使えるベランダや大きな窓があるか

当店は搬出込みでご案内

当店では、搬出と運送にかかる費用を含めた金額で買取価格をご提示しています。比較検討される場合は、他社の見積についても搬出費が含まれるかをご確認いただくと、条件をそろえて判断できます。

搬出は当店が手配し、経路の確認から当日の作業まで当店が窓口となって対応します。条件が難しい場合は、事前に現地を確認したうえで方法をご提案します。査定料・出張費はいただきません。当日の流れは買取の流れ・よくある質問で、出張買取の進め方は出張買取のご案内でご確認ください。

処分をお考えの場合

廃棄する場合も、同じように運搬と処分の手配が必要になります。買取であれば、その費用をかけずに手放せます(状態によっては買取できない場合があります)。費用の流れの違いはグランドピアノの処分と買取の違いで比較しています。

無料査定へ

搬出できるか分からない、という段階でご連絡いただいて構いません。設置階と経路の様子をうかがい、想定される方法をご説明します。お電話は0120-650-167で9:15~20:30(年中無休)受付です。メールでのお申し込みは無料査定・出張見積フォームから承ります。

よくあるご質問

搬出費は買取額から引かれますか?

当店では、搬出と運送の費用を含めた金額で買取価格をご提示しています。他社と比較される場合は、提示額に搬出費が含まれるかを同じ基準で確認していただくと、条件をそろえて判断できます。

2階からでも搬出できますか?

階段の幅と踊り場の広さ、回り階段かどうかによります。階段を通せる場合は養生と人員追加で対応し、通せない場合は窓やベランダからクレーンで吊り下ろす方法を検討します。判断には現地の確認が必要ですので、まずは建物の状況をお知らせください。

クレーンが必要かどうかはどう分かりますか?

階段や廊下を横倒しの状態で通せるかどうかが分かれ目です。あわせて、クレーン車を停められるスペースが建物の前にあるか、電線や隣家との距離に余裕があるかも確認します。写真や間取り図をお送りいただければ、おおよその見当をお伝えできます。

ピアノを横倒しにして傷みませんか?

側面を下にして横倒しにするのは、グランドピアノを運ぶ際の一般的な方法です。脚とペダルを外し、外装を毛布などで養生したうえで専用の運搬台に固定します。短時間であれば楽器への影響は限定的とされており、輸送の標準的な手順として広く行われています。

マンションのエレベーターで運べますか?

横倒しにした状態で内寸に収まるか、積載重量に余裕があるかによります。管理組合への事前申請や養生の指定がある建物もあるため、日程には余裕を見ておくと安心です。エレベーターが使えない場合は、階段またはクレーンでの搬出を検討します。

床や壁を傷つけない配慮はありますか?

経路の床と壁、建具の角に養生を行ってから作業します。搬出前に、傷つきやすい箇所や気になる部分をお知らせいただければ、重点的に保護します。作業前後の状態は担当者と一緒にご確認ください。

査定と搬出は同じ日にできますか?

条件が整っていれば、査定当日にそのまま搬出できる場合があります。ただしクレーンの手配や管理組合への申請が必要な場合は、日を分けることになります。ご希望の日程をお伝えいただければ、可能な段取りをご案内します。

搬出のために家具を動かす必要がありますか?

経路上に大きな家具がある場合は、事前に移動をお願いすることがあります。ご自身で動かせない場合はご相談ください。当日の作業内容に合わせて、可能な範囲で対応方法をご提案します。

まずは無料査定・出張見積から

グランドピアノの査定は無料です。メーカー・型番・設置状況をお知らせください。搬出・運送を含めた買取価格をご案内します。

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